アクイレイアの遺跡地域とは

アクイレイアの遺跡地域と総大司教座聖堂のバシリカは、イタリアの世界遺産の一つである。アクイレイア大聖堂は、西方キリスト教社会にとって最重要級の建築物である。陸屋根のバシリカ式聖堂は、それ以前の聖堂の敷地の上に、総大司教ポッポーネ(Poppone)が1031年に建てたものであり、1379年ごろに総大司教マルカド(Marquad)によってゴシック様式に改修された。ロマネスク様式とゴシック様式のファサードは、柱廊玄関で、「異教徒の聖堂」(ChurchofthePagans)や5世紀の洗礼堂の遺跡と繋がっている。内部は1つの身廊と2つの側廊からなり、4世紀以来のモザイク模様の敷石が目を惹く。天井は1526年の木造である。後陣の区画にある聖ペトロ礼拝堂(4世紀)、後陣それ自体(11世紀)、クリプト(12世紀)などで、様々な時代のフレスコ画も見る事ができる。クリプトは「フレスコ画のクリプト」とも呼ばれ、アクイレイアにおけるキリスト教共同体の起源や、アクイレイア初代主教ヘルマゴラス(St.Hermagoras)の物語が、ぐるっと取り巻くように描かれている。
update:2009年08月25日